redym’s diary

※ブログタイトル考え中※

自分に何が起きたかを振り返る ①なんか変。

最初の記事として、なぜブログを始めようと思ったのか、という話を、自分が休職したときの様子とあわせて、書きたいなと思います。

長くなりそうなので、何回かに分けて…。

 

 

 

私が自分に対して「あれ?おかしいな?」と思い始めたのは、今年の4月に部署を異動してすぐのことでした。

 

私は新卒で今の会社に入社して以来、今年の3月まではメイン顧客であるユーザー企業に常駐し、様々なシステム開発系プロジェクトに携わってきました。

プロジェクトというものは、チームでやり遂げるものです。中学校や高校の学校行事を思い浮かべてもらうといいのかもしれません。学校行事に例えれば、私は文化祭実行委員(委員長ではない)といったところでしょうか。

メイン顧客の社員さんたちは、本当に素晴らしい方ばかりでした。人間関係という意味ではとても恵まれており、それゆえに、仕事にやりがいを感じて頑張ることができていました。この職場を離れたくないな、と強く思っていました。

 

転機となってしまったのは、2月上旬の人事面談でした。

会社の幹部クラスにはよく飲みに連れて行ってもらっていましたが、あるときから、新しく立ち上がる部署への異動を勧められるようになりました。世の中の人が普通に知っているような大企業との提携の話も進んでおり、興味があればぜひどうか、と言ってもらっていました。これまでメイン顧客で培った自分のスキルを使って、より大きなプロジェクトを担当できると思うと、離れがたい職場を離れてしまう寂しさを、新しい仕事への期待が上回りました。

 

そして2月上旬の人事面談で「新規部署に異動したい」という意思表示をしてしまいました。

”~してしまいました”という表現が正しいのか、ちょっと微妙ですね。今振り返れば、この意思表示が異動につながり、そして適応障害につながるわけですが、意思表示をしたのは間違いなく私です。新規部署がどのような業務を行うのか、詳しい確認などせずに。このことが、4月以降の私をさらに苦しめることに…。

 

そして、4月になり、新規部署へ異動しました。新規部署は、既にあったとあるチームのメンバーはそのままに、名前を変えただけのものでした。私はそこへ4月から、1名追加された形になります。異動した日に驚いたことを、ざっと挙げてみます。

 

・チームメンバーは私がやってくることを知らなかった。

・新規部署が4月から何をやるのか、具体的なプランはまったくの白紙。

・だが、期限と達成目標だけ決まっている。

・当然、大手企業との提携もほぼ白紙。

・新規部署は営業部門であり、私はまったくの畑違い。研修もない。

・新しい上司から、予習してついてこい、と言われる。なんだ、予習って。

 

初日から、とてつもなく落胆しました。夕方から帰り際まで、ずっと頭痛と眩暈がしていたのを覚えています。それでも、幹部クラスから、新規部署は「会社の期待を背負っている」と聞かされ、そして、私はこれまでの働きぶりと大学のときの専攻(ちょっとだけ特殊)が評価されて引き抜きたかったという話を聞かされ、何とか頑張らなくちゃと思っていました。

 

それからは、手探りの日々です。

最初に異変を感じたのは、異動してから約1週間後。朝は弱くてなかなか起きられなかったのに、なぜか朝5:00に目が覚める。アラームは7:00にかけているのに。しかも、起きたときに胸がドキドキしている。なんか変。

でもこのときは、まだ新しい職場に慣れていないからだろうと、一旦スルーしました。

そして、このころから、スマホのアプリでメモ程度につけていた日記には、「不安」「戻りたい」「頑張らなきゃ」「成果を出さなきゃ」という言葉が並ぶように。

 

このときは、ただ前に進むことしかできませんでした。それ以外の選択肢は、私にはないと思った。なぜなら、自分から希望をして、異動したから。

何とかしよう、頑張ろう、ただそれしか、考えられなくなっていました。